都会の薪ストーブと里山の薪(まき)をつなぐ

よくある質問

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このページでは、よくある質問をご案内させていただきます。

Q.1棚(たな)の量って、どの位ありますか?

A.お店によって異なりますので、体積や重量をご確認ください

1棚の量は、業者によってマチマチです。

たとえば、薪を積み上げた状態で 縦×横×薪長さ の寸法を測ると以下のような数字になります。

  • 1.5m×1.5m×0.45m=1.0125立方メートル
  • 1.8m×1.5m×0.4m=1.008立方メートル
  • 1.8m×1.8m×0.4m=1.296立方メートル


薪の長さも何種類もありますので、必ず薪ストーブに入る長さをお選びください。

1立方メートルの薪の量というのは、このような感じです。

パレットの上にサイコロ状に積み上げた場合

横1m×奥行き1m×高さ1m


薪棚に収めた場合はこのようになります。

薪の1棚の量

薪棚に収めた場合 

横1.8m×高さ1.4m×薪の長さ40cm

これだけの量になります。


サイコロ状のほうが縦横に組んで積み上げるため
薪棚に収めた場合よりもすき間が多くなります。
(同じ薪の量ならサイコロ状のほうが体積が増えます)


Q.1棚(たな)の量って、何束(たば)ですか?

A.先ずは束(たば)の大きさをご確認ください

「束(たば)」というのは、薪をひも等で束ねた状態の薪をさします。

日本では古くから「箍(たが)」という単位が使われていました。

円周が70センチメートル(直径約22.5センチ)の針金の輪で薪を束ねたものを「1箍(ひとたが)」と呼びます。

(ちなみに、箍の大きさはJAS(日本農業規格)規格で定められていますが、薪の長さについては定められておりませんので、単純に「○箍」といっても薪の容積は確定しません)

例えば、薪の長さ40cmの薪1棚(1立方メートル)分を箍にした場合、計算上では約63箍(たが)となります。


ところでお店によっては、箍(たが)ではくくっていないところもあります。

その理由は、日本古くからの規格である「箍(たが)」に
高性能薪ストーブに最適なサイズの薪を束ねるには輪の直径が
小さすぎて上手くまとまらないからです。


Q.1棚でどの位持ちますか?

Q.一冬にどれくらいの薪が必要ですか?

A.

薪がどの位持つのか、大変気になりますよね。

そしてこれほど答えにくい質問もありません。

といいますのは、薪の消費量は、大きく言って

    ■薪ストーブの種類、大きさ

    ■焚き方

    ■家の造り(広さ、断熱性)

によって本当にかわります。

また、薪の種類によっても変わります。一般的に重い木は長持ちし、軽い木はすぐ燃え尽きます。
(もちろん、乾燥した木です。水分たっぷりの重い木はダメです、念のため)

そんなわけで、一概には言えませんが、1棚で1ヶ月を目安に焚いてみて様子を見ていただくのが良いかと存じます。

ちなみに、当宅は一冬に10棚程度は焚きます。

ストーブに火を入れるのが10月中旬頃。それから翌年の3月いっぱい迄の5ヵ月半。

ほぼ毎日焚き続けています。樹種も広葉樹、スギ、たまにマツとおよそ薪になる木は樹種を選ばず焚きます。スギ、マツなどの針葉樹はどうしても火持ちがしないので消費量も多くなります。そんなわけで、何だかんだと10棚位は焚いてしまいます。

でも広葉樹を焚く場合はもっと少なくて済みますので、1ヶ月に1棚を目安に焚いてみていただければ良いかと存じます。


Q.スギ(杉)を燃やしてもいいんですか?

Q.スギ(杉)やマツ(松)を燃やして良いのでしょうか。ストーブ屋さんにダメだって言われましたけど・・・・?

A.焚き方にコツがありますが大丈夫です。

ストーブ専門店などから

「スギは燃やさないでください」

と言われたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

現実に、スギの建築端材ばかりを焚き続けて、ストーブ内部を損傷させてしまった事例があります。

ストーブが損傷する原因は、スギやマツなどの針葉樹は燃焼温度が高くストーブの内部が高温に耐え切れないためです。具体的には、ストーブの内壁---ストーブによって耐火レンガだったり鋳鉄(ちゅうてつ。鋳物の鉄)の板だったりします---がタダレたり、変形したりします。

これを避けるために火の勢いを「やんわりと」燃やそうとして、ストーブの空気の入口や煙突の出口(ダンパー)を閉じると、今度は火が消えてしまい、煙がストーブ内に充満します。

で仕方なく再び空気を入れたり煙突を開いて炎を上げるわけですが、この火加減が難しい。

こんなことを続けていると、結局は煙突が詰まってしまいます。

こう書くと、スギ、ヒノキ、マツといった針葉樹はさも恐ろしい木のように思われるかもしれませんが、私は結構気に入っています。

それは第一に、火が着きやすく勢い良く燃えるからです。

ストーブは火を焚き始めて暖かくなるまでがけっこうまだるっこしく感じられるんですが(特に凍えてようやく家に辿り着いた時とか、夜遅く帰ってきた時)、スギは本当にすぐ火が着きます。

家に戻って真っ先にストーブの火を着けて、ひとしきりオレンジの炎を立ち上げます。その間に着替えをして、炎が安定したなと思ったら広葉樹を熾き(おき)の上に乗せる。

こうすると、本当にすぐ暖かくなります。

いきなり広葉樹の堅木(かたき。ケヤキやカシなどの、広葉樹の中でも重い木。火持ちは良いが最初は火が着きにくい)から燃やそうそとすると、暖まるまでに30分も40分もかかります。

ですから、最初はスギなどの針葉樹を焚いて、火が安定したら広葉樹を焚くという使い分けをお勧めしています。

スギが良いと思う理由の2つ目は、単純に身近な里山にたくさん生えているからです。

どんなに良い薪でも近くで手に入らなければお話しになりません。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、日本中---もちろん新潟県も---の里山では戦後から高度成長期にかけて、大量にスギの植林が行われました。

当時は木材需要が大変高まっており、将来も価値が出ると思われていたために国策として植林が奨励されたわけです。今現在どうなっているかといえば、木材生産の採算が合わないために放置されている山林がたくさんあります。

画像の説明

スギを玉切りしたもの

・外側の白い部分を辺材(へんざい)

・内側の色の濃い部分を芯材(しんざい。心材とも書く)
 こっちの方が火持ちが良い。

画像の説明

スギの薪

・これも立派な薪です。

(と言うより日本中の田舎では30〜40年前迄はどの家でも当たり前に燃やしていました)

スギの使い道は建築だけではありません。

伐って燃やす。

そうやって里山の木を更新していく。

こうすることで、里山はずいぶんと元気になります。

Q.薪って、いつ買えばいいんですか?

A.薪棚は、1年中薪でうめるように、常に補充されることをお勧めいたします。

寒くなって雪が降ってから慌ててストーブを付けようとしたときに

「薪がないっ!」

では話しになりません。

災害が多い昨今、何があるかわかりません。突然の停電、断水、ガスの遮断、・・・

特に冬は寒さが堪えます。ご家族分の「非常持ち出し袋」と共に、薪の常時備蓄を習慣づけてみられてはいかがでしょうか。

薪ストーブと共に1シーズン過ごせば、毎日の使用量がだいたいわかってくるかと思います。

たとえば、

1か月分の薪を常に確保しておく

と。

薪というのは良くしたもので、保存が利きます。もちろんシーズンをまたいでも大丈夫です。

そう考えると、

「いつ買うか?」との問いには、

「薪棚にすき間ができたらいつでも」

とお答えさせていただきます。

薪ストーブと共に何年も過ごされている方は特にですが、
ストーブの出番がなくなった春先にもう、来シーズン用のご予約をいただく方も多数いらっしゃいます。

次のご自身の薪棚でゆっくり乾燥させ、次の冬に備える。

毎年のことですので、先を見越した計画的な運用をされると、気持ちにゆとりができ、財布にも優しい薪ストーブライフを送ることができます。


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