都会の薪ストーブと里山の薪(まき)をつなぐ

環境対策

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このページでは環境対策についてご案内します。

環境対策

生分解性チェーンオイルの使用

当店は、チェーンソー(木を切る機械)のチェーンオイルを通常の鉱物性オイルではなく、『生分解性チェーンオイル』を使用しています。

生分解性チェーンオイル

自然界で分解するチェーンオイルを使用しています。

木を切るにはチェーンソーが欠かせない訳ですが、そこで問題となるのは、チェーンを潤滑するためのオイル(チェーンオイル)による土壌汚染です。

チェーンソーの構造上、チェーンオイルは少量ながら土壌に散布されます。通常の鉱物性チェーンオイルは分解が遅いため土壌汚染が懸念されます。

その対策として、自然界において分解しやすい『生分解性チェーンオイル』を使用しています。

生分解性チェーンオイルの使用により若干のコストアップは免れませんが、『持続可能な経営』をするうえで不可欠です。

機械・車両を整備して末永く使います

機械・車両のメインテナンスはコスト低減の他に、重要な環境対策としても位置づけています。

 たとえば、

チェーンソーの掃除、整備、目立て

チェーンソーの清掃、整備、ソーチェン(切削刃)の目立てをこまめにすることにより、環境に配慮しています。

  • 無用なガソリン消費を防ぐ。
  • 機械の耐用年数の延長。

チェーンソー

薪作りに不可欠なチェーンソーは使用後、常にメインテナンスします。

車両の各種オイル交換、タイヤの空気圧調整、運行前点検等

常にベストな状態で車両を運行し、良燃費、車両使用年数の長期化を心がけています。

 

このように、
一つ一つは地味で当たり前のことですが、この当たり前のことを続けることが環境対策の要であり、かつ安全対策にもなります。

森林の保全

私共は、森林の手入れを進めています。

主にスギの間伐を積極的に行うことにより、植物多様性に富み、風雪害にも強い里山を育てています。そして、広葉樹と針葉樹とがバランス良く育つ森林を目指しています。

スギの育成は100年生以上を目指しています。現在は30〜40年生が多いですから、
私共が生きている間は伐らずに残しておき、次世代に引き渡す。そのつもりで森林を管理しています。

正直言って、森林の手入れは短期的な収入に結びつかない仕事なのですが、目先の利益にとらわれず、100年スパンのビジネスである森林育成に取り組んでいます。

森林の保全

100年後スパンで森林を管理していきます。


誤解されないよう念のために申しますと、環境対策は、『店長のこだわり』などという類のものでは、決してありません。『こだわり』という言葉は、趣味性を感じさせます。環境対策は、決して趣味ではありません。

 当店ができる環境対策は規模が限られます。それは承知しています。

しかし、環境対策は一人一人が意識して地道にやっていくしかない。

そう信じています。


ところで、当店の最大の環境対策は他にあります。

それは、

再生可能・持続可能なエネルギー源である『薪』を、

薪ストーブ愛好家さんが楽しくラクに使いやすいようにサポートさせていただくこと。

これが、当店が取り組むべき最大の環境対策です。

 なぜならば、薪の消費量が増えることにより灯油等の消費が抑制されるからです。

 薪が燃焼する際に二酸化炭素(CO2)は一時的に排出されますが、里山でスクスクと育つ木々が吸収してくれます。このようにして薪が発生する二酸化炭素は、増えも減りもしません。

 これが、灯油や天然ガスといった化石燃料の燃焼と決定的に異なる点です。

 したがいまして、当店は、薪ストーブを楽しくラクに使い続けられるようサポートさせていただきます。

これが当店の最大の環境対策です。


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