お客様の声:宮島信一・雅子さまご夫妻と愉快な子供たち(三条市吉野屋)
このページでは薪ストーブ愛好家さんのインタビューをご紹介します。
宮島信一・雅子さまご夫妻と愉快な子供たち(三条市吉野屋)
宮島信一さま、雅子さまと3人のお子さんと薪ストーブです。
本日は三条市にお住いの宮島様をご訪問させていただきました。
宮島さんは新築と同時に薪ストーブを導入されました。
まず初めにお伺いしたいのは、薪ストーブを入れたきっかけをお話しいただけるとありがたいのですが。
信一さん
新築のときに、僕は薪ストーブというのは頭になかったんです。
言い出したのは雅子だよね。
雅子さん
ええ、そうです。薪ストーブっていいなーと思って。
どうして薪ストーブだったんですか?
雅子さん
昔読んだ本で、『ぐりとぐら』という絵本があるんですけど、この本の中にストーブの周りに手袋とか靴下とか、いっぱい並んで干してあったのがあって、あれがとっても暖かそうでいいな〜と思っていたんです。
・・・こんなバカな理由でいいんでしょうかね。。。(笑)
とっても良いと思います。
それで、薪ストーブを入れたわけですか。
信一さん
順番から言うと、まずは高気密・高断熱住宅というのが先にあって、それで薪ストーブを入れるということが出て、設計士さんに相談したんです。
すると、家が高気密だと外気導入式の薪ストーブじゃないといけないということになった。当時は外気導入方式のストーブは本当に少なくて、その一つがこれ(ダッチウエスト セネカ)だったわけです。
実際に使ってみて、どうですか。
薪ストーブはダッチウエスト セネカをお使いです。
信一さん
とてもいいです。
雅子さん
ええ、とってもとっても快適ですね。
逆に、何か不便だな〜というところはありますか。
信一さん、雅子さん
うーん、特にないですねー。
しいていえば?
信一さん
そうですね、10月とか11月のちょっと寒い時に火を着けようとすると、煙突の吸い込みが悪いんで家の中が煙たくなるということはありますね。その度に窓を開けて換気しています。12月になって寒くなるとその心配はないんですが。
あーなるほど。
確かに、寒くなって外気との温度差がないと、煙が引っ張っていかないですよね。
ところで、薪はどのように確保されていますか。
信一さん
舘脇さんから買ったり、近所のおじさんから譲ってもらったりしています。
そういえばこの前買った玉切り薪、忙しくてそのままにしておいたんです。見かねて父親が割ってくれたんだけど、割ったばっかりだとシューシュー言ってよく燃えないですね。
(絶句)・・・玉切り薪は割って、積み上げて乾燥させていただかないと。
せめてお盆前には割っていただかないと。。。
そのために早い時期に配達させていただいたつもりだったんですが。。。
信一さん
そうですよね、すみませんでした。
(気を取り直して)それはそれとして、ご家庭の暖房器具は薪ストーブの他に何か使われていらっしゃいますか。
信一さん
ほとんどは薪ストーブ一つで家全体を温めてます。えっと、寝室にエアコンがあります。朝はエアコンをちょっとかけますね。
そんなもんです。
やっぱりスイッチ一つであったかくなるのは実際、便利ですよね。
私は朝が弱いんで、スイッチ一つとかタイマーで暖かくなるのはいいですよね。
薪屋がこんなこと言ってはいかんのかもしれませんが(笑)。
ところで夜はストーブに薪をいっぱいに詰めていらっしゃいますか。
信一さん
今はそれをしていません。だから朝には火が消えています。
じつは昔は薪をいっぱい詰めて寝ていたんです。そうすると、ストーブがある部屋の真上が寝室なんですが、夜暑くて布団を撥ね退けてしまうんです。
寝るときは室温をちょっと寒めにして入眠するのがいいんですよね?
それと、加湿器を使っているんですが、温度を上げてどんどん加湿すると、今度は冷えてくると窓ガラスがダラダラ、結露がひどかったんです。
高気密・高断熱住宅でそれはないだろうと思って、それで今は薪は入れずに、加湿もほどほどにして寝ています。
なーるほど。
私の家は在来工法の『低断熱・低気密』住宅なんで、そういうお話しはたいへん勉強になります。
雅子さん
高気密・高断熱でエコ住宅というのは本当にいいものだと思います。
じつは、エコってお金がかかるんですよ。例えば体や環境に良い石鹸とか。
ドイツ製でいいのがあるんですが、高いんですよね。
あーなるほど。たしかに、そういう面もありますよね。
雅子さん
あと、体に良い食べ物でオーガニックとかあるんですが、穀物中心なんです。
でも私はやっぱりお肉とか大好きなんで。。。(苦笑)
できることからやっていきないな、と思ってます。
・・・・薪ストーブの話しをすべきなんですよね?
えっーと、薪ストーブって何だろう?、と考えると、けっきょく雅子さんがおっしゃったような話しになるんですよね。
単に木を伐って燃やすという話しではない、そんな気はしています。
だから、そういうお話しは大歓迎です。
雅子さん
あ、ありがとうございます(笑)。
薪ストーブっていうのは、この現代生活で稀に見る、ローテクと思われることもあるんですが、ストーブ自体のテクノロジーはかなり進んでいるし、薪ストーブがあるライフスタイルっていうのは、時代の最先端だと思います。
このような認識を共有できる方とお知り合いになれて、本当にうれしいです。
今日はどうもありがとうございました。
信一さん 雅子さん
こちらこそ、どうもありがとうございました。
やんちゃな子供たちがぶつかってストーブを壊さないように(?)しっかりしたガードを取り付けていらっしゃいます。
(舘脇信王丸 記)