都会の薪ストーブと里山の薪(まき)をつなぐ

当店をご利用になるメリット・デメリット

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このページでは、当店からお買いになるメリット・デメリットをお伝えします。

当店をご利用になるメリット

メリットその1:1棚単位の販売のため、割安です。

当店は、薪ストーブでの使用を前提とした大量使用の方向けに特化して販売しています。

 そのため、メリットの1つ目は、まとまった量の販売のため割安ということです。 

 割安な薪を実現しているのは他にもあります。

 当店の薪は、タガでくっていません。

 タガというのは、「箍」という字を書きます。直径22.5cmの「針金の輪」のことです。(ご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれません)

 タガで薪をくくるのを箍詰め(たがづめ)といいます。

 タガ詰めの方法はこうです。

 針金で輪(タガ)を作り、このタガに薪を差し入れます。何本か薪を入れて、最後には細く割った薪をトントン叩いて押し込みます。これで薪がぐらつくことなくキッチリ収まるというわけです。

 当店はこのタガ詰めをやっていません。

 その理由は、以下の3つです。

 まずは、この作業、かなり手間がかかります。つまり、人件費がかかるということです。だからやりません。

2番目の理由は、薪が持ちにくいからです。薪をくくってあるにも関わらず、針金に手が入らない。結局、両手で抱えるように持つしかない。

 さいごに、薪を使うときに薪をタガから取り出しにくい。タガをペンチで切らなければならないときもあります。これでは手間がかかるし、針金も勿体ない。これが第3の理由です。

 以上の理由から、当店では薪をタガ詰めしません。

 かわりに、持ち運びしやすいようにビニール紐で薪を束ねています。

 このビニール紐の輪は、緩くしてありますので手のひらを通すことが出来、持ち運びに大変便利です。(重いので、必ず両手で持って下さいね。片方の手を紐に通し、もう片方で束を支えます)

 また、ビニール紐は回収させていただき、使える限り再利用しています。

 以上の通り、1回の取引量を1棚単位にして、かつタガ詰めをしないことによりコストを削減して割安な薪を実現しています。

メリットその2:配達サービスが充実しています。

2点目は、配達サービスが充実していることです。

 通常の宅配業者ですと、トラック車両横付けの場所で荷下ろしをします。

 玄関前に積み上げられ、立ち去られたら呆然とするしかありません。

 当店では、お客様が薪に指一本触れることなく、ご希望の場所に収納させていただくことが可能です。

 また、お客様の中には 「薪を自分で作りたい!」という方もいらっしゃいます。

 ご自身で割りたい方、ご自身で木を切ることから始めたい方、・・・・。 

 そういった方にもお応えできますように、商品・サービスを充実して参ります。


メリット その3:豊富な薪のラインナップ!

当店は、薪ストーブ用 の専門店として、豊富な樹種を取りそろえております。

 あまり種類が多いと、何を選べばよいかと戸惑うかもしれません。 

 まずは、「広葉樹ミックス」をお試しください。通常使用ではこれが一番好評です。
もちろんストーブも長持ちし、煙突の詰まりも最小限です。

 その後、お好みにより、様々な樹種をお楽しみください。

 たとえば・・・・

 ●年末・年始、ホームパーティーなど来客用には・・・ナラ、サクラ(香りが良いです)

 ●夜遅く帰ってきてとりあえず炎を上げて暖まりたいとき・・・スギ

 ●あんまり寒くはないんだけど、炎を眺めながらゆっくりしたいとき・・・ホオノキ

 ●今晩しんしんと凍える夜は・・・カシ、ケヤキで熾き(おき)をたくさん作る

というように、樹種により、あたかもストーブが何種類もあるかのような使い方ができます。

 でも、まずは、総合バランスの良い「広葉樹ミックス」をご利用なさってください。




当店のメリットは以上の通りですが、逆にデメリットもあります。

それを以下でご説明します。

・デメリットその1: 少量販売できません

 デメリットの1つは、少量販売に対応していないということです。

 たとえば「焚き火で2〜3束使いたい」というお客様には、大変申し訳ないのですがお応えすることができません。

 1棚(たな)単位という、ある程度まとまった量で販売させていただくことにより、余計な人的コストを削減しております。

 (ちなみに、薪の割り方についてですが、薪ストーブの燃焼理論にふさわしい割り方にしているため、焚き火(キャンプファイヤー等)のように裸火を焚くのに適しておりません。)

 当店は、レジャー用途ではなく

『雪深い越後に住む人の実用的な暖房器具=薪ストーブ』

のための燃料供給をさせていただきます。


・デメリットその2: 1日の配達先が限られます

 デメリットの2つ目としまして、1日に配達できる件数が限られると言うことです。

 現在は、私、舘脇信王丸と兄(月王丸)の2名で薪作り、配達を行っています関係上、配達は1日に2件〜3件が限度です。

 これまでの経験から言いますと、厳冬期(1月下旬〜2月いっぱい)は配達のご希望が重なる事が多くなります。

 そのため、当店は薪を通年販売することで、業務の平準化を図らせていただいております。

 ちなみに、2008年以降毎年、真夏にキャンペーンをさせていただきましたところ、多くのお客様より好評をいただきました。薪ストーブ歴が長いお客様ほど、夏のうちに薪の確保をされるようです。


・デメリットその3: 販売しない場合があります

3つ目は、薪を販売しない場合があるということです。

 薪は、非常に効率のよい再生可能なエネルギーですから、多くの方に使っていただきたいと切望していますが、他方で、販売をお断りさせていただく場合があります。

たとえばこんな場合です。


■薪の取扱がいい加減な場合

 そう判断した場合は、率直にお伝えさせていただきます。改善されれば結構です(ご協力します)が、改まらない場合は、お取引を差し控えさせていただきます。

 理由は簡単です。

 薪は簡単には引火しないので灯油・ガソリン等よりも比較的安全な燃料ではありますが、それでも、乱雑に投げ散らかしておけばつまづいて危険ですし、雨に当てっぱなしでは丹精込めて作ったせっかくの薪が台無しです。

 薪をキチンと積み上げ、雨に直接当てないように保管できる方のみお取引させていただきたいと思います。

 具体的にはどうすれば適切に薪を保管できるのか? については、お客様の薪置き場にて個別具体的にご説明させていただくことも可能(無料)ですので、ご安心ください。


■煙突を詰まらせたまま燃やして、薪が悪いと文句をいう場合

 煙突が詰まっていては部屋に煙りが逆流したり、煙道火災になる危険があるなど、良いことは一つもありません。

 そんな状況で、「薪が悪い」と文句を言われる場合は、お取引を差し控えさせていただきます。

 煙突はできれば1年に1回は点検していただきたい。自分でやればタダですし、でなければ薪ストーブを設置した業者にお願いしてください。

 もし、「うちの煙突はどうだかな−?」と心配でしたら、薪の「無料見積り」の際に一筆書いてくだされば、配達の際に無料にて煙突の診断(※)をさせていただきます。

(※)煙突掃除の業務はやっておりません。薪ストーブ設置業者様にお願いしてください。


■薪をひたすら安く買おうとしつこく値切る場合

 「商品はとにかく安い方がいい」

 人は誰しも、そんな気持ちがどこかにあるのかもしれません。

 しかしそれは正しい判断でしょうか?

 地道にモノ作りをしている立場から言えば、どうしても必要なコストというものがあります。

 これを省くと品質に問題が出るとか、どう考えても採算に合わない、という水準があります。

 この厳然たる事実を無視して、ひたすら安く済まそうと値切る場合には、お取引を控えさせていただきます。

 ちなみに、自然環境に配慮した経済活動の判断基準は、『持続可能であるかどうか』です。

 安さだけを求めたお客様とのお取引は持続可能ではなく、自然環境を破壊します。


お客様には誠心誠意対応させていただきます。


 お客様には誠心誠意対応させていただきます。

 こう書くと、何をいまさら と思われるかもしれません。

 しかし、上記のデメリットはすべて、大切なお客様に誠心誠意対応させていただくためです。

 当店は、少人数で運営しているため、お客様の要望をすべて受け入れるのではなく、できないこと、対応が及ばないことはきちんとお断りするようにしています。

 もちろん、理由もなくお断りすることは決してしませんが、なぜ出来ないのか納得いただけるまで丁寧にご説明します。

 当店は、お客様との長いお付き合いを前提に誠心誠意対応させていただきます。

 この方針は、おかげさまで多くのお客様から喜ばれています。このことは、お客様から寄せられた『お客様の声』をご覧いただければご理解いただけると思います。

 ぜひ『お客様の声』をご覧いただき、当店との末永いお付き合いをよろしくお願い申し上げます。



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