都会の薪ストーブと里山の薪(まき)をつなぐ

煙突の煙でご近所迷惑にならないために

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煙突の煙でご近所迷惑にならないために

あなたの薪ストーブの煙が、ご近所迷惑になっているかもしれません。

ぜひ一度ご確認をお願いいたします。

 薪ストーブの愛好家が増えています。

 大変嬉しいことなのですが、困ったことも起きています。

 それは、煙突から出る煙(けむり)で、ご近所にお住まいの方が迷惑を受けているという事態です。

 はじめにお断りしておきますが、このようなことは滅多にありません。

 滅多にあることではありませんが私自身、過去にお客様からご相談を受けたことがあり、また薪ストーブ販売店の方からもお聞きしたこともあります。そして先日、当店が新聞に掲載された際に読者の方から「煙の被害について一言書いて下さい」との要望をお受けしました。


 そこでこのページでは、あなたの薪ストーブがご近所迷惑になっていないかどうかを調べる方法を緊急にご案内させていただきます。


煙を確認する方法は簡単です。


その方法とは・・・・

煙突の煙を確認するのは以下の2つだけです。


《確認をお願いします その1》

煙突は屋根より高くなっていますか?

 現在、当店のお客様のほとんどが高性能の薪ストーブをお使いになっていらっしゃいます。高性能の薪ストーブと2重(または3重)煙突を適切に設置している場合は、煙の心配はほとんどありません。その理由は2つあって、

 1.煙は煙突から天高く昇っていくために、
   地上や家に煙はこない

 2.薪が完全燃焼すれば煙はほぼ無色透明、無臭に近い

からです。

 しかしながら、煙突の出口が屋根より低い場合は、すなわち

   ×煙突の出口が軒下にある場合

   ×煙突の出口の周りに屋根や壁等がある場合

は、煙が軒下・屋根・壁等に当って煙の温度が下がり、地面に降りてきて、お隣さんの家の周りに漂う可能性が高くなります。

 このような場合は、煙突を伸ばす等の対策をなさってください。

 煙がご近所を漂う原因はもう一つあります。


《確認をお願いします その2》

煙はご近所を徘徊していませんか?

 特に住宅地にありがちなのですが、建物や電柱等の構造物により気流が乱れて、煙突から出た煙がまっすぐ昇らずに右往左往、渦を巻き、地面に降りてくる場合があります。

 経験上、煙はすぐお隣さんに降りるのではなくて、隣の隣の家、または隣の隣の隣の家に降りていく事が多いようです。

 これを調べるには、実際に薪ストーブを焚いているときに、自分で近所を『徘徊』して調べるしかありません。

 自分が燃やした薪の行く末を、自分で探して歩くというわけです。

 高性能の薪ストーブでも、火を焚いたばかりの時は白い煙が出ます。

まずはこの煙を煙突の出口から確認して、その煙の行き先を追って行ってください。

 そして次に、熾火(おきび)ができた頃(燃焼効率が最大、すなわち煙が出ない頃)にもう一度、徘徊してみてください。

 風の加減で煙のにおいがしたりしなかったりということもあるかもしれません。

 どの程度においがするのか、しないのか。

 先ずは現状把握。ぜひ一度お確かめください。


煙の出にくい燃やし方

 ところで、煙を出さないためにはどのような燃やし方をしたら良いのでしょうか?

 それは、薪ストーブ内(炉内)の温度を上げて燃焼温度を高くする、ということです。

 そのための具体的方法は3つあります。

  1.良く乾いた薪を使う

  2.熾火(おきび)を沢山つくる

  3.薪を追加した時はすぐに炎を上げる(燻(いぶ)さない)

 以下、詳しく見ていきましょう。


1.良く乾いた薪を使うというのは、完全燃焼させるための大前提です。薪が生乾きだと、燃焼温度が低くて煙がでます。そもそも暖かくありません(水が蒸発するために熱エネルギーを吸収するため)。ですから、良く乾いた薪を使うこと。これが必須です。


2.熾火(おきび)を沢山つくるというのは、特に焚き始めは炉内温度が低いため、不完全燃焼になりがちです。

 焚き始めは勢い良く炎を上げてください。炉内を暖めつつ、一刻も早く熾火(おきび)を作るように心がけて下さい。

 そして熾火ができて次の薪をくべた時には 


3.薪を追加したときにはすぐに炎を上げることが重要です。

 熾火が弱い場合は、薪を載せてもすぐに炎が上がらない事があります。

 そのままにしておくと、薪が燻(いぶ)されて煙りが発生します。煙が燃えないまま煙突から出れば、当然ながらにおいが出ます。

 ですから、熾火の上に載せた薪がすぐに炎で包まれるようにしてください。

 良く乾いた薪で、熾火が充分にあって空気を入れれば数秒でボワッ!と炎に包まれるはずです。オレンジの炎で薪を包み込み、炎が一段落したら熾火ができあがる、そんなふうに燃やして下さい。



よく勘違いされるのですが、薪ストーブの中の薪の燃え方は、薪の端から火が付いて少しずつ燃えていくのではありません。薪全体が炎に包まれ、熾火に変わっていくものです。

※囲炉裏(いろり)や焚き火での燃え方とは異なります。


 以上、ご説明させていただきました。


 薪ストーブは、家中丸ごと温まる暖房器具であると同時に、本来楽しいワクワクするものです。この楽しい楽しい薪ストーブでご近所の方にご迷惑をお掛けすることのないよう、一度ご確認くださいませ。




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